友人の新築医院の見学
今日は友人の新見先生が新築移転された新生「新見眼科」を見学してきました。
彼とは高校からの友人で今では眼科の世界では知らない人がいないぐらいの有名人です。
診療もさることながら彼の武器はIT関連。
高校時代、かれこれ30年以上前になりますか。
いまならwindows7やら8やらできあいのパソコンを量販店で買うことができますが
その当時彼は大阪の日本橋でパソコンの部品を買ってきて自分で自作パソコンを組み立てていました。
だから彼のあだなはマイコン。
かなり古い人でもwindows98ぐらいからではないでしょうか?
彼はコンピューター言語の打ち込みなどもやっていましたが当時の私にはちんぷんかんぷん。
彼はその当時から将来はネットの世界になるんですよーと言ってました。
まさかこんな世界に本当になるとはその当時は予想もしていませんでした。
しかし今はどうでしょう。ネットのない世界やPCのない生活や仕事は考えられません。
先見の明があるそんな最先端の彼が作った医院と彼のパワーを間近に見せてもらい
感動しました。
外観です。内部も細かく見せてもらいましたが使っている材料1つにもこだわりが。
診察室です。 証券取引所と見間違うようなディスプレイの数々。
模擬的に患者さん役をやらせてもらいモニターで説明を受けましたがこれはわかりやすいというのが感想
今日勉強になったことは電子カルテの進歩。
彼が慣れれば手書きより格段に早いと以前より言っていましたが納得できない自分がいました。
しかし触らせてもらうと納得。
カルテに書き込む絵などもタッチペンで書かせてもらうと自分がいつも書くものより綺麗だったり。
検査データを紙で出力してカルテに貼るとどんどんカルテが分厚くなるんですが
検査をしたと同時にデータが電子カルテに瞬時に貼り付けられる。
検査スタッフの労力も減る。カルテが見やすくて綺麗。みんなと情報が共有できる。
この電子カルテは設計開発段階から彼が関わってできたもの。
これがあれば日々の診療が楽しくなると思います。 うらやましい。
僕の診療所は海に近いところ。将来、万が一地震や津波が襲ってきたとき紙のカルテは持って
逃げられない。でもこれがあればハードディスク1つ持って逃げられる。それがだめでもクラウド上に
データは残る。いいシステムです。
(僕の所もカルテは駄目ですが画像データは電子化してるので残ります。ご心配なく)
将来はこの形が主流になるんでしょうね。
検査室です。整然と並んでいます。美しい
しかし院内には何台のディスプレイがあるんだろう?たぶん100台以上。
データを飛ばす有線LANや機器の配線も見事に消し去られています。
あと音楽好きな僕がびっくりしたのが院内天井に設置したスピーカーがすべてバング&オルフェン。
頭がクラクラしました。
いっぱい写真を撮らせてもらいましたがあまりたくさんは載せられないので
最後に手術室
広い空間を贅沢に使った最高の仕事場ですね。ここで手術が受けられれば幸せです。
大病院にも負けない、個人病院として最高レベルのものでしょう。
明日からの診療のヒントになることもいくつか発見したり教えてもらったり。
本当に刺激的な1日でした。
僕も将来的に電子カルテに移行するぞ。と誓いました。
新見先生ありがとうございました。貴院の御発展を祈っております。
(写真掲載の許可は本人から承諾していただいております。)
by supersoul9201 | 2012-11-04 21:10 | 眼科医療関連