加齢性黄斑変性症について



最近、よくテレビでノバルティス(製薬会社)の宣伝を見かけます。


 

 加齢性黄斑変性症に対する治療薬(抗VEGF薬)を販売している会社です。


 http://www.kareiouhan.com/


 加齢性黄斑変性症(ARMD)は僕たち眼科医にとってつらい疾患です。



 欧米での高齢者失明第1位の疾患であり学術発表も多いこの疾患。



 この20年ほど日本でも爆発的に増加している疾患です。



 この病気はいろいろなタイプがありますが


 物を見るときに一番大事な目の奥にある網膜という場所のもっとも光を感じる部分を黄斑部といいます。



 この真下に悪い血管ができそれが破れて色々な症状が発現されます。


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ARMDは最近まで検査方法も治療方法も確立されていませんでした。



 しかし近年、光干渉断層計(OCT)などの開発により病変の状態や治療過程での評価が



 できるようになったこと。



 治療薬として悪い血管を作る誘導因子(VEGF)を叩く抗VEGF薬ができたことにより



 完治はしませんが病状を遅らせたり現在の状態を維持することが可能となってきました。



 ここでも大事なことは



 早期発見、早期治療です。



 早く治療にとりかかれれば病状が進まない間に完治させれる可能性もあります。



 症状としては上記URLのページにコピーペーストして確認してみてください。



 一番大事なことは眼底検査を受けて前駆病変がないか確認することです。



 それにARMDのリスクファクターになりえるものがあれば



 さらに次の検査を行い診断することが可能です。



 40歳を過ぎた方は1度、検査を受けてみてください。



 

by supersoul9201 | 2012-09-26 18:37 | 眼科医療関連

Music autumn to sink into a heart


朝と夕方はだいぶ過ごしやすくなりました。


 みなさんいかがですか。


 秋の足音が聞こえてきました。



 秋といえば読書とおいしい食べ物が定番。



 でも秋に音楽に触れるのもいいもんです。


 ここで昔話をひとつ。



 私、物心ついたころからsoulが大好きでした。soulは黒人たちが作り出してきた音楽。


 特にはまっていたのが高校生から大学生のとき。



 そのころの大阪はバブルな時代でそういう音楽を聞かせてくれるお店が多くありました。


 勉学にいそしみつつ、それ以外はほぼその世界に没頭している時期でもありました。



 そのなかでも特に印象に残っていること。


 それはある人との出会いです。



 その人は僕にいろいろsoul音楽に関して手ほどきしてくれた恩人が紹介してくれた人。



 神戸のみなさんにはなじみがないかもしれないけど



 大阪梅田の東通り商店街のどんつきに小さなレコード専門の店がありました。


 その店はLP CORNERという店でした。



 当時、大阪にはDISCOという若者のたまり場があり、そこでレコードを回すひとをDJと言っていました。



 今でもそのひとたちが唯一頭があがらないという伝説のその店主と知り合えたのです。


 はじめは本当に無愛想で全く相手にされませんでした。



 でも情熱が伝わったんでしょうか?


 数年が経つうちに店に行くとコーヒーを一緒に飲みながら数珠の音楽を一緒に聞かせてもらいながら



 楽しい時間を過ごさせてもらえるような間柄になったんです。うれしかったなー



 奥の鏡部屋に通されて日本では出回っていないような12inchの盤を紹介してくれたり。。。。。


 その店主に認められた人のみが入れる鏡部屋。初めて入れてもらったときは身震いしたのを覚えています。


 
 食費を切り詰めてレコードを買いあさりました。


 その人に言われるままに買っていったのです。いいお客さんだったのかも。笑


 


 そしてレコードはCDにとってかわりDISCOは下火に。そのお店も時代には勝てず店じまいに。


 ある日、そのマスターは閉店を予期していたんでしょうか?


 たくさん持ってたレコードのなかで残しておくべきリストを僕に渡し


 こう言われました。



 「山本君、音楽というのはワインと一緒でね。今聞いてもわからないけど時間が経って熟成されたら


 わかるものがある。このリストのレコードはしっかり保存しておきなさい」



 その当時はわかりませんでしたが


 20年経って最近ひっぱりだして聞いています。


 
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 CD再発されているものも沢山あるけど音が全然違うんです。


 歌っている人の息使い、汗の滴りまでもが描写されているこの感覚。


 なるほどな。間違ってなかったという確信。それを感じている今日このごろ。



 最高の癒しの時間。



 あの店主の言葉は間違いではありませんでした。


 人間も愛用品も熟成が大事なんだなと考えさせられました。



 仕事も人生もそれが当てはまると思います。


 守るべきところは守りアップデートしていくところはしていくというスタンス。


 僕は新しいものよりビンテージ感のあるものが大好きです。


 これは生涯変わらないんだろうな。


 

 人生最後のときはこの中の3枚を棺桶に入れてもらうつもりです。笑

by supersoul9201 | 2012-09-24 02:39

うれしい出来事

 昨日、私が研修させていただいた大阪医科大学眼科から同窓会誌が送られてきた。



 この雑誌。



 僕はどんな本より待ち遠しい。 いつも心待ちにしている。



 教室内の出来事や人事関係など


 
 また僕のように教室を離れて開業された先生方からの日常の報告など


 
 あのときのあの先生があんなことこんなことと本当に見ていて飽きない。



 10年ひと昔というが会誌自体が年を追うごとに楽しくなっている。



 これもひとえに教室を主宰されているI教授の賜物だと感じる。



 大学というのは医学のなかの最高専門機関である。


 
 I教授が着任された時の言葉で


 「大学には臨床、研究、教育という3つの柱がある。これをまんべんなく高めていきたい。」



 というような話があったと記憶する。



 3つすべてがレベルアップしているが中でも教育という観点から見ると日本全国を見回してもこの教室



 ほどレベルの高い教室はないように思える。




 会誌を読んでいると、このときに教室にいれればもっと勉強ができて今と違う眼科医になれたかも



 しれないと悔いが残る。



 I教授が着任されてからITインフラが驚くほどのスピードで整い教室の同窓会員にも勉強できる



 環境を整えていただいた。



 わからない問題がでてきたときはいつでも専門の医師に相談できる。




 大学在籍は数年であったがこの教室に在籍できて本当によかったと思う。



 もし眼科医を目指す医師で卒後教育後どこにいこうか迷っている先生がおられれば



 迷わずこの教室を勧めたい。



 以前書いたが僕には同期入局の男友達が4人いる。



 その中の1人が在籍医局員の9番手に名前を連ね准講師となり病棟医長、診療主任として



 活躍しているようだ。



 なんかくすぐったいようなうれしいような気分になった。


 
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by supersoul9201 | 2012-09-14 18:28

未来の日本像


 だいぶ過ごしやすくなってきました。 いかがですか?


 今日は今後の日本について私見を書きたいと思います。


 日本は、この数十年のなかで最も底にいる感じがします。


 何が底なのか。


 一番の原因は何にあるのか。


 僕の考え付いた答えは国民の権利意識のなさ、関心のなさ、自己主張のなさと考えます。


 日本人の気質や性格でしょうか。他の国なら現在の政治を絶対許さないでしょう。


 デモも辞さず引きずりおろすのではないでしょうか?


 人によっては政治が悪い、何をやってもかわらないと言われる人もいるでしょう。



 ですが私も含めて上記3点が原因になっていることは確実です。


 今、日本が抱える大きな問題


 山積みですが


 遠い将来、近い将来に解決していく問題とわけた場合



 近い将来に解決しなくてはいけないこと、それはまず日本の借金を返していくことです。


 我々の祖父母の時代から両親の世代の方たちががんばって日本を戦後から成長させてくれました。


 
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 しかし現在それは蜃気楼のよう。


 アメリカの国を格付けする会社は韓国、中国より信用度は下と位置付けました。


 経済大国2位といわれてた日本は、あぐらをかいて成長を怠っていたのだと思います。


 すさまじい不景気にさらされ他国の成長から輸出入が減りそれに伴う会社の減収、減収になるから


 給料が払えない、したがってリストラと厳しいスパイラルに陥っています。


 このような現状に対して国はなんとか景気を立て直そうとして、ないお金を赤字国債という借金


 で現在の危機をだましだましやってきました。


 表面上は豊かな国を装っていますが裏からみれば世界第一位の借金大王です。


 なぜこの状態であぐらをかいていられるのか???


 それは国民の所有する金融資産が2000兆あるからです。


 ですがそれは人の財布のはず。


 資本主義国家でそれは許されないのです。


 国は人の財布をあてにすることなく今までの功罪を受け入れてなにか対策を打たなければ


 なりません。


 これに対して近い未来に選挙があります。


 前回の政権交代は全くもってやられました。


 今度の選挙はしっかり見極めを行いたいと思います。今、話題の立ち上げ政党も人気だけで


 投票行動をおこすことは非常に危険なことです。


 新しいことを起こすことはいいことですがあまりにも我々だけに痛みを伴わせる政策を


 打ち出してくるのはどうかと思います。


 このブログを始めた時に私が持っていた彼の像と現在の像 は全くかけ離れているように思います。
 
 
 

 個人的には自民党の総裁がだれになるのか(次の総理大臣)興味がありますね。


 みんなでこの国を良くするように声をあげていきましょう。


 

 遠い将来についてはまた次回に。


 


 

by supersoul9201 | 2012-09-12 18:10 | 日常ブログ

糖尿病予防に効果的なのは?


 今日、糖尿病における予防効果のありそうな記事がでていました。以下に紹介します。

 いきなりスポーツクラブは続かないのが普通です。まずは家の近所の散歩やお勧めは自転車。


 これらに家の中で軽い筋力トレーニングのメニューではじめたらいかがでしょう。


 以下ニュースからの抜粋です。


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 そろそろ秋の検診シーズン。残暑が遠のくとともに「脱メタボ」を目指して運動を始める人も多いだろう。

 ウオーキングに代表される有酸素運動の効用は誰しも認めるところだが、いかんせん続かないのが難点。

 インドアでできる筋力トレーニング(以下、筋トレ)のほうが続けやすいかもしれない。ただ、

 肝心の疾病予防効果については有酸素運動の「補完」程度の認識だった。

 

 ところが、先日、ハーバード公衆衛生大学院の研究者らが一般内科専門誌に報告した試験結果によると、

 スクワットなど一般的な筋トレでも「単独」で2型糖尿病の発症リスクを下げることがわかった。試験では、

 およそ3万2000人の米国男性(年齢40~75歳)を1990年から2008年にかけて追跡調査。

 糖尿病を発症した2278人について飲酒やテレビ視聴時間、糖尿病の家族歴などの影響因子を排除した


 上で、運動の効果を解析している。

 その結果、全く何の運動もしない人の糖尿病発症リスクを1とすると、1週間で合計60分未満の筋トレを

 続けている男性は発症リスクが12%低下。60~149分では25%、150分以上、つまり1日30分の


 筋トレを週の5日間以上継続している男性では、34%も糖尿病発症リスクが低下していたのだ。

 
 筋トレの糖尿病予防効果を証明してみせた初の成果であり、研究者は筋トレ効果で大口の血糖消費先で


 ある筋肉量が増え、インスリン作用が改善すると指摘している。

 

 さらに、週に150分程度の有酸素運動を組み合わせたケースを解析すると、なんと6割近く(59%)も


 発症リスクが低下。それぞれ単独でも有用性は十分だが、両者を組み合わせることで相乗効果が期待


 できるようだ。ちなみに筋トレ効果は60代までが高い。中高年ほど腹筋すべきである。


 
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 興味深いのは試験対象の平均体格指数(BMI)が25近辺であること。日本人基準なら「肥満」ギリギリ

 ラインなのだ。それでも筋トレ効果で糖尿病が予防できるわけ。太り気味を理由に有酸素運動に二の足

 を踏んでいる方は、まず筋トレから始めてみてはいかがだろうか。

 (取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ) YAHOOニュースより抜粋。

by supersoul9201 | 2012-09-03 18:43 | 医療ニュース

9月になりました


 9月がスタートしました。


 今年の8月はここ数年のなかでも特に暑さが厳しかったですね。



 みなさん体調崩されていませんか???



 昼はまだ残暑が厳しいですが朝と夕は少し秋の気配も感じられます。



 
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 年の後半、頑張っていきましょう。


 来院お待ちしています。

by supersoul9201 | 2012-09-03 11:26